
うちのすぐ近所にアップル・ストアがオープンした。マンハッタンでは4店目だけど、今のところ1フロアの面積では世界のアップル売り場の中でも最大なのだとか。オープン前この場所は、とてもリアルな赤いビロードの劇場カーテンのように見えるウォールで目隠しがされていて、そのお洒落なセンスに「いったい何ができるんだろう?」とチェックしてみたらアップル・ストアだったので「おぉ〜」と楽しみにしていたのだった。
私は、90年代初頭の懐かしい一体型マッキントッシュ・クラシックからのアップルユーザーで、その後、パフォーマ、クワドラ、パワーマック、iマック、マック・ミニとメインのデスクトップには一貫してマックのモデルを使い続けてきた。20世紀のアップルユーザーは非常に少数派で、使えるソフトも圧倒的に少なく、PCとの互換性もなかったため何かと不便を強いられることも多かったけれど、アップルは一時の「もうダメかも…」というところからスティーブ・ジョブズの復帰と供に見事なカムバックを果たし、iポッドやiフォンを経て、ここまでヒップなプランドに成長したのだった。アップル・ストアだって、01年に最初の店をオープンした時には「そんなことしてもうまくいく訳がない」と頭からバカにされていたのだけど、今や世界一業績のいい小売店で、五番街店なんて売り場面積あたりの売り上げはティファニーの2倍をたたき出しているのだ。その最新ストアが我が家の目と鼻のさきにできたということは、アップルのロイヤルなクライアントにして株主でもあるワタクシとしましては、まことに喜ばしいことなのであります。さっそくこのお店からは、長年使い込んでガタがきたiポッドのクラシック君に代わるべく、小さいけれど賢くパワフルな第五世代ナノちゃんがうちにやってきたのでした。
遠くから見るとほんとにカーテンのように見えた



